想いをあらたに…
新型コロナウィルスのパンデミックに明け、暮れそうな2020年も残り1ヶ月弱になりました
そんな今年は 私にとって、非営利活動法人SDGs村・北海道を立ち上げた記念すべき年になりました
その原点となったのは2011年3月11日の
東日本大震災です
私は多くの協力してくださるみなさんと1年の準備を経て
2012年10月に ガトーキングダムでチャリティイベントを開催しました
その時のパンフレットに書いたごあいさつの文章を自分自身の備忘録としてブログに残そうと思います
2021年から また想いをあらたに活動をしていくために…
ごあいさつ 2012年10月
高校生の頃「この世界にはなぜ戦争があるのだろう?」と生まれて初めて考えました。
その後日本は急速に高度経済成長期へ…そしてバブル経済を迎えました。
「公害」という環境破壊の言葉を初めて聞いたのも高校の頃と記憶しています。
もう40年も前のことです。
昔も今も大人も子供も「この世界は 何かおかしい!」と思っている人はたくさんいることでしょう。
私もかつてはそうでした。
そのいっぽうで、私たちは自然の恵みと人のご縁に生かされ、人の心の温かさや美しいものに感動しながら日本の、北海道の大地で生きています。
そんな日常に警鐘を鳴らすように、 東日本大震災は起きました。
地球がとても狭く感じる現在、すぐお隣の地で起きた出来事は決して他人事ではないと 多くの人々が思いました。
福島の原子力発電の事故もいまだに解決されていません。
「何ができるだろう?」と考えて行動された方々がたくさんいらっしゃいます。
私たちも数名の仲間からスタートして このチャリティイベント「つながろう! 北海道」の開催を200名の呼びかけ人、発起人で開催することにしました。
そして多くのみなさまのお力添えをいただき、今日この日を迎えることが出来たのです。
心から 感謝申し上げます。
人と人とが助け合い、支え合って生きることを
私たちの祖先が教えてくれたおかげで、私たち日本人の魂はギリギリのところで救われたように思います。
私たちも こうしてつながり この北海道の地で新しく人生を始める「東北の家族」をお迎えして ともに生きていこうと決意をあらたにする日でもありたいと願っています。
たとえ世界中で金融資本主義が猛威をふるったとしても、つながり、助け合う「愛」に勝る宝はないのではないでしょうか。
人間が本当の意味で「平和な世界」を築くのは
まさにこれからだと信じて 私たちのそれぞれの使命を生きていきたいと思います。
本日は みなさまお忙しい中 会場までお運びいただき 大変ありがとうございました。
地球70億家族のために 私たちができること
「つながろう!北海道」
主催: 北海道club
「200人の呼びかけ人・発起人一同」の気持ちを代表して
Cafe tone 宮澤洋子
次回のブログでは、北海道club代表をやってくれた伊藤めぐさんのご挨拶を紹介しますネ
写真は 2020年10月に開催した第5回「つながろう!北海道」の集合写真です。
提供は 伊藤めぐさん