よこさん69歳の日記

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大好きだった祖父の想い出

私の祖父 宮澤春水(はるみ)が亡くなったのは

私が小学1年の時だった。

 

桑園の自宅で葬儀があったので たくさんの人々が 家に出入りしたことを鮮明に覚えている。

 

祖父は その何年か前 脳溢血で倒れて

自宅療養をしていた。

 

娘夫婦(私の両親)を 洞爺丸台風の船の事故で亡くした心労が原因だと思う。

 

相撲が大好きっだ祖父と一緒に よく大相撲のテレビを見たり、祖父のそばでなんとなく時間を過ごしたりした。

 

祖父は 私を一度も叱らず、傘をしょっちゅうなくしてくる私を叱る祖母に「洋子を叱らないように。

洋子は 良いことをしたのだから…。傘を拾った人の役に立つ…。」という 何だか訳がわからない論理展開で いつも私をかばってくれた。

 

祖父は、「洋子」という名前の名付け親だ。

「太平洋のように 心の広い人になるように」と願って つけてくれたと聞いた。

そんな人になれたらいいな…といつも思っている。

だって大好きだった祖父の願いなんだから…。

 

祖父は 農業研究者として 一生涯 北海道農業のために 仕事を全うした。

 

紅丸というじゃがいもの品種改良で 食糧難の時代に 大いに役立ったようだ。

今や 超巨大組織になったホクレンの立ち上げにも 協力したらしい。

 

そんな仕事面と 家庭での優しさとが 両立していた祖父が大好きだ。

 

私が 大好きで 尊敬してやまない祖父の命日が 11月11日…今月。

 

あの優しい眼差しを思い出すと 今もしみじみ

幸せな気持ちになる。

 

写真は 11月の札幌です。

 

 

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